供託に関するQ&A
司法書士 田中 祥雄

 

Q1

「供託」ってどんな制度ですか

 

A1 「供託」は、一般の人には、あまりなじみのない制度ですが、法律の規定に基づいて、ある人が、お金や有価証券などの財産を,国が指定する役所(供託所といいます)や銀行などに提出し、管理をしてもらい、最終的にはその財産を、別の人に受け取ってもらうことによって、一定の法律上の目的を達成させる制度です。供託には、家賃などの弁済供託の他、裁判上の供託や営業上の保証供託などがありますが、この項では、家賃の供託について簡単にご説明します。
なお、預ける人を「供託者」、最終的に受け取る人を「被供託者」、預ける財産を「供託物」といいます。
いきあたりばったりの相続税対策は、自分で自分の首を絞めることになります。

 

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