供給者サイドは、定期借地期間(n)の間、土地からのサービスを定期借地人に提供して、その代償として地代を収受します。
従って、n年間の地代の総和の現在価値とn年後に返還を受ける土地(地価)から預かり保証金を控除した現在価値が現在の地価と等価となるような地代を定めれば良いことになります。
尚、地代は改定を想定しておかねばならず、毎年度の改定率を(i)とします。又、地代は将来長期間に渡って収受するので、運用利率を想定しておかねばならず、この運用利率を(r)とします。
長期間土地からのサービスを提供しますので、この提供の対価が大きいと考えるならば、rの値は大きくなります。 以上により、供給者サイドの理論式は次の通り方程式となります。
上記の方程式を具体化すれば次の通り算式となります。

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